エドガー「ティナ、魔法を唱えるときは言葉のアクセントやポーズはやはり重要視されるのかな?」
ティナ「え…特に何もないと思うけど…?」
エドガー「そうか、それは良かった」
ティナ「?どうしたのエドガー」
エドガー「いや、魔法を使う者としては、それ相応の態度をとらねば示しが付かないと思ってね。ましてや、ティナは世界で一人の魔法少女。単に唱えるだけでは威厳のかけらもない。
やはり、今から”らしく”した方が今後のためにいいと思うんだ」
ティナ「(魔法少女?今後?)…例えば?」
エドガー「こう、ポーズをとって…可愛らしく、『ファイアっ♪』と唱える。
いいかい、可愛らしくがポイントなんだ。だけど媚び過ぎてはいけない。できれば初々しさを残しながら言うのが一番ベストなんだが…まぁティナにそこまで求めるのは酷かな?
そうだな…まずは可憐に、可愛らしく、誠実にポーズを決めて詠唱。そこからまず始めてみよう、ティナ」
ティナ「…?
何だかよく分からないけど…今度やってみるわね。ありがとうエドガー」

そしてロックに問いだされるというオチ。